高血圧・糖尿病・高コレステロール血症といった生活習慣病のほか、肝臓病専門医・消化器病専門医として 食道や胃腸、膵臓、肝臓などの疾患に対処しています
胃・十二指腸内視鏡検査(胃カメラ)等の検査も随時行っております
糖尿病は生活習慣の変化や高齢化とともに大変増えていますが、治療法はこの数年で飛躍的に発展し、様々な薬剤等により低血糖などの副作用の少ない合理的血糖コントロールが可能になっています
ご病状によって、適時、リフィル処方箋や長期投与を行っています
当院は大阪府肝炎専門医療機関に指定されています
B型またはC型肝炎に対して行われる「抗ウィルス治療」は高額となりますが、現在厚生労働省と各都道府県では「抗ウィルス治療」に対する医療費助成を行っております
申請を行うことで患者様の世帯の市町村民税課税年額に応じて、自己負担額は月あたり1万円(所得に応じて2万円)で「抗ウィルス治療」を受けることができます
慢性C型肝炎の治療は画期的に変わり、インターフェロンを使わず経口薬のみで治療できるようになりました
その結果大変優れた効果が得られており、2〜3ヶ月の内服治療だけでほぼ全例の方でウイルスは消失してしまいます
慢性C型肝炎は放置すると肝硬変に発展し 肝がんができてしまったりすることは言うまでもありません
過去にインターフェロンなどの副作用に苦しんで治療を疎んでしまっている方も、決して機会を失わないで頂きたいと思います
B型肝炎の経過はさまざまで一概に判断できないことが多くありますが、一般的には抗ウイルス薬により積極的にウイルスの増殖を抑え慢性肝炎の進展や肝臓がんの発生を防ぐために治療を行います
単なる無症候性キャリアであるのか、慢性肝炎であるのか、アルコールや脂肪肝などの影響はあるのか等々と、その方の事情に応じて状態をしっかり見極め、じっくりと腰をすえて対処していくことになります
糖尿病や高コレステロール血症、肥満、アルコールなどで肝臓に負担が生じているケースもよく見受けられます
脂肪肝は時として炎症を伴い脂肪肝炎(NASH)として進行し、その結果近年肝硬変や肝がんの合併例が増えています
この脂肪肝炎に対しては 現在様々な治療が模索されていますが、肝臓の状態をしっかり把握し根気よく向き合っていくことが大切です
”γGTP値だけ高い”といった訴えで受診される方も多くあります
γGTP値が上昇する原因としてはアルコールが有名ですが、その他脂肪肝、胆汁の流れの障害、薬剤性など様々な原因があります
原発性胆汁性胆管炎(肝硬変)などの膠原病によることも珍しくなく、充分に調べておく必要があります
日本ヘリコバクターピロリ学会のガイドラインでは、ピロリ菌に感染している方は除菌治療を受けることが強く勧められています
当院はピロリ菌に関する検査・治療を積極的に行っております
内視鏡検査またはレントゲン検査で胃潰瘍または十二指腸潰瘍と診断された方や、内視鏡検査で胃炎と診断された方の除菌治療は保険適応です
それ以外の方の除菌治療は自費診療となります
当院では、経口用及び経鼻用のファイバーをご用意しており、患者様のご希望やご病状に即して使い分けております
当院では最新のオリンパスEVIS
X1を採用しており、画像の格段に向上した経鼻内視鏡により患者様に負担をかけずにより精度の高い検査が行えます
またがんなどの微細病変の早期発見に有用な狭帯域光観察(NBI)は特に食道がんなどの診断に助けとなっています
胆石や肝臓病、慢性膵炎をはじめ様々な腹部疾患において、超音波検査は患者様にとって苦痛がなく、簡便に行える検査として大変重要です
特に慢性肝炎の経過観察においては肝臓ガンの早期発見のために定期的に行っていく必要があります
肝臓の腫瘍などの質的診断のためには適時カラードップラー法を含め最新の装置(Aplio-α、Canon)を用いながらより正確な診断を心がけています
受診希望の方はまずお電話にてご予約ください
肺がん | 40歳以上 胸部レントゲン 500円 |
大腸がん | 40歳以上 検便2回式 500円 |
前立腺がん | 50歳以上の男性 血液検査(PSA検査) 500円 |
非課税世帯、生活保護世帯の方は健康増進課で発行する無料券を持参して受診して下さい
保険者より通知のあった方が対象で、自己負担は加入している保険によって異なります
今年度、交野市国民健康保険の方は助成により、上記健診は無料です
企業等の検診については お電話でご相談下さい
予防接種をご希望の方は お電話でお問い合わせ下さい
10月1日より開始します
接種料は4,000円です
交野市に在住で65歳以上の方は助成(公費)により1,000円です
10月1日より開始します
接種料は15,000円です
交野市に在住で65歳以上の方は助成(公費)により3,000円です
肺炎は、特に高齢者においては命に関わる疾患です
ニューモバックスとバクニュバンスは共に肺炎球菌に対するワクチンですが、その対象となる肺炎球菌の種類や獲得する免疫が異なります
両ワクチンを6ヶ月〜4年以内の間隔で接種すると より効果が高まることが認められています
・ニューモバックス
ニューモバックスは23種類の肺炎球菌に対して予防効果があります
接種料は8,000円、交野市の助成(公費)の対象の方は2,000円です
・バクニュバンス
バクニュバンスは15種類の肺炎球菌に対して記憶免疫と呼ばれる免疫を得ることができ、強力な予防効果が期待できます
接種料は11,000円です
・プレベナー20
プレベナー20は20種類の肺炎球菌に対して記憶免疫と呼ばれる免疫を得ることができ、強力な予防効果が期待できます
接種料は11,000円です
日本では80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています
帯状疱疹の発症率は50歳以上で急激に高くなり、高齢者ではそのうち2割の方に「帯状疱疹後神経痛(PHN)」が残るといわれています
接種料は
シングリックス 21,000円×2回
水痘ワクチン(生ワクチン) 7,800円
です
6ヶ月の間に3回の接種が必要となります
接種料は
1回目 5,700円
2・3回目 4,500円
です
60歳以上の方が対象の予防接種です
接種料は27,000円
です